父と癌 

がんになった父の闘病生活の記録です

7.抗がん剤

無事退院した父は、小さな悩みができました。

肛門近くの筋肉が弱まり、排便を我慢することができなくなってしまいました。

初めてのおむつにパット・・・最初は抵抗があったのではないか。と今では感じます。

2008年1月8日

抗癌剤治療を開始するため、中心静脈カテーテルを左胸に埋め込むために一時入院となりました。

約30分で終わる手術でした。

翌朝から抗がん剤治療を開始。

名前はよく覚えていないと父はよく笑いますが、

ニュアンス的にエルブラット?フルフォックス?5FU??とよくわからない名前をよく言います。笑

三週一回で12クール予定。

風船のような中にに薬が入っていてそのまま自宅へ持ち帰る。48Hかけてゆっくりと体内に抗がん剤が入っていきます。

父は”風船爆弾”などど呼び名をつけていました。

この頃の父は手袋にマフラー、大好きだった冷たい飲み物すら飲めなくなっていました。

抗がん剤の副作用。

鉄分が口の中で溶け出しているかのような感じがし、何を食べても美味しくなかったそうです。

 

内臓的なものは血小板・白血球の減少。肝機能低下などが見られました。

 

最後にはアレルギー反応あり。点滴中に痒みがありはじめは我慢していたものの、高熱にもなり中止に。

ちょうど最後の12クール目だったこともあり抗癌剤治療は終了となる。