父と癌 

がんになった父の闘病生活の記録です

2020-04-14から1日間の記事一覧

23.身体障害者手帳3級 障害年金2級

父は記憶がありませんが、この時母は市役所へ。 父の写真を持って障害者の申請に行きました。 役所というのはお硬い場所でして。 (役所の方に罪はありません!気分を悪くされたらごめんなさい!!) 意識のない父。一歩も外に出られない父の写真をどうやっ…

22.前例のない戦い

母の不安は日に日にましたのでしょう。 知り合った看護師さんにどうなるのか、どうしたらいいのか。 ずっと聞いて回っていたそうです。 そのときに言われたのは 骨盤内全摘出の手術をされたのは、3名 仙骨合併は数年に1人 骨をとってしまっている人も本当…

21.術後の恐怖

年明け早々、母は1人では抱えきれないほどのことがおきます。 手を取り足並みを揃え歩いてきて父はずっと止まったまま。 母は1人での決断を迫られます。 腸がつながっていない。廃液が全身に入り、菌血症を起こしているとのこと。 便などの本来なら体の外に…

20.完全に止まってしまった父

術後、歩行は不可能と言われていたにも関わらず、歩行ができるようになった父。 足についていたうっ血防止の機械は卒業。 栄養状態のバランスの管理は点滴がしてくれている。 高血糖になるのでインスリンの処置は追加となる。 12月後半から2月くらいまでの父…

19.父の発熱

病室を移動し、同室の友人の方にも仲良くしていただけ、看護師さんが友人の娘様にうちの父と仲良くしている。という話をいてくれていたようで、娘さんがお見舞いに来た際には、父に挨拶をしてくれたそうです。 ”頑固者で人付き合いが下手で偏屈者の父ですが…

18.父の友人・父の戦友

なんだかんだで部屋を移ることとなった父。 その病室で新しい出会いがありました。 ”どうして移動になった??” そう聞いてくれたのは見るからに身体のごっついオッサン。 父は笑いながら ”やかましいやつおって文句言うたら俺が追い出されたわー” なんてい…

17.新しい出会いに向けて?

父が、まともな人間なのか?と聞かれたら、私はわかりません。 だってその父が当たり前で育ったからです。 他の方から見たら、父や私の考えや行動がもしかしたら”変”なのかもしれません。 なので一般常識・・・という言葉に当てはめるつもりはありませんが、…